片付かない部室にて壁シンブン部の放談ミーティング

  • マ:(マミコ)
  • ミ:(ミズシマ)
  • タ:(タップ)

第2回 壁部コンテンツ紹介と今後の展望

初潮は果たしてドラマチックなものなのか?

「何が私にこう書かせたか」/「所長、初潮がきました」/「子壁部」

マ:
夜の10時半から始めたのにもう2時だよ。次! サクサクいくよ。
タ:
次は「何が私にこう書かせたか」。
マ:
これは、まあライターとしてこれまで取材をしてきたことで、雑誌に書けなかった、載せられなかったいろんなネタを書いていきたいと思ってます。別にヤバイから載せられなかったとかじゃなくて、単純に、ページの関係や文字数の関係で、面白い取材しても記事になるのはそのほんの一部ということが多いので。
ミ:
あの画像は工夫しましたよ!!
マ:
いやーミズシマさん、ホントあれは感動した。金子文子[*1]の手記のあの絵をもじりたいとは思ってたんだけど、自分じゃうまくできなくてさー。でもミズシマさんが私が想定していた以上のものを作ってくれた!
ミ:
こういうコラムを前からやりたいっていってたもんね。
マ:
第1回の山岸凉子さんは、以前インタビューして、文庫本の『鬼』[*2]の巻末に掲載されているインタビューのときのエピソードを書こうと思ってる。いろいろ考えさせられるインタビューで、今も自分の中では解決がついていないんだけど、そのへんをぜひ。
タ:
私はこの話、以前スペイン風居酒屋で聞いたんだけど、鳥肌通り越して寒気がしました。乞うご期待です。
マ:
すごくそれを考えてた時期とちょっと時間がたってしまったので、自分の中で薄れてる部分もあるんだけど、最近中村うさぎの本を読んで、ちょっと同じようなことで触発されることがあったので、それも書けたら書きたいな。
ミ:
へ〜〜、へ〜〜、私『鬼』読んでないから早く読まねば
マ:
ミズシマさんには山岸凉子強化合宿を施行しよう。そしたら3人で盛り上がれる。岡村響子、キエ〜〜〜ッ!
ミ:
山岸凉子と中村うさぎかあ、すごい違う(笑)。
マ:
本当にこの手の「書きたいのに書く場がなかった」原稿をあげていくつもりです。マメにあげていきたいな。今後は、以前別冊宝島の「隣のサイコさん」という本に掲載した「虚言地獄の少女」(実話)という話についても、いろいろ思うことがあってちょっとまた書きたいなと思ってます。ほんと雑多なネタでいきまーす。で、次は「所長! 初潮がきました!」
ミ:
......どうするよ!
マ:
いろんな人に、初潮にまつわる話を聞くんだよね? 基本は。
ミ:
書面で回答っていうのもありだけど、インタビューに行く場合もあり。
マ:
初潮ってなんかこう、ドラマチックに語られることが多いんだけど、でもそんな誰にとってでもドラマチックなものとは限らないんじゃ? ってこともあってなんだよね。とにかくいろんな人の生理エピソードを聞きたいと。生理痛とか排卵痛とか、人それぞれ違うしね。
ミ:
うん。特にPMS[*3]について聞きたいと思ってるので楽しみ。
マ:
100人の生理に100人の個性、という感じになっていくと面白いよね。
ミ:
初潮ってだいたい壁部設定の「小学女子」を卒業する年齢くらいじゃないすか。その悲喜こもごものエピソードがみられそうですね。
タ:
そういえば、ミズシマさんのマンガ段ボールの中に、つげ義春の「紅い花」のパロディ[*4]があったんだけど、ああいう男視点の生理ものっていうのもなんか面白い。「紅い花」は女の子が清流にしゃがんで、経血が流れていくんだよね。そんなところにしゃがむと、冷たいだろう!
マ:
中村うさぎの本にも、月に一度、股から血を流す自分の女の身体が憎い、とかそういう表現があったよ。
タ:
ちょっとおおげさだよね。おおげさといっちゃダメなのかな......。
マ:
まあおおげさにとらえる人もいる、ということだよね。でもまあちょっと、女性が書いてるのにちょっとオヤジっぽい比喩だなあと思ってしまった。でも当人が大げさにとらえるのはいいと思うけど、男に大げさにとらえられるのはちょっとどうかと思うけど。
タ:
そうだよね。それにしてもそのミズシマさんに借りた「ブッチュくん」マジおかしい。段ボールまわすよ、もう少ししたら。
ミ:
うん。卑し系の(笑)。
マ:
読みたい〜。つげ義春といえば、江口寿史が「わたせ(せいぞう)の国からきたねじ式」[*5]というマンガを描いててすごい面白い。彼氏のオナニーを見てしまう女子中学生を陸奥A子風に描いたマンガとか......。こんどそれもまわすよ〜。
タ:
「わたせの国のねじ式」すげーえ面白そう!
マ:
ってすいません生理からどんどん話ずれてます!
タ:
そうだそうだ、じゃあ、次、「子壁部」! 
マ:
文字通り、壁部の子どもたちの作品発表の場だね。
タ:
いまんとこポー吉がやる気まんまん、すんごく楽しみにしてるから。レゴの写真とか、マンガとかやりたいみたい。
ミ:
ミータも作品をのっける気まんまんだよ。
マ:
うちは、ノコはやりたがってるけど、とんすけは「絶対にボクのは載せないでね」って言われちゃった。小さいころは目立ちたがり屋のお祭り男だったのに、今はカラオケでもかたくなに「ボクは歌わないからね」って感じだもんな〜。触発されて何かやり出してくれるといいな。
ミ:
子壁部はほんとは、子壁部で仕切ってほしいよね。
タ:
できるだけそうしよう。大人の手を介さないと発表はできないけど、何をやりたいとか、何を載せたいかはあんまり仕切らないで。
マ:
オットに「雄壁部」もやらせてみたいんだけどな〜。
タ:
おもしろいね。「雄壁部」。普通たとえば俳優とは男で女の場合「女優」って言われちゃうけど、壁部は逆なんだね。「雄」のほうが特例(笑)。
マ:
まあうちの雄壁部(含む雄子壁部)も、みんなが楽しそうにやってるの見たら、自分もやりたいと思うようになるんじゃないかなあ。
ミ:
じゃあまず壁部のコンテンツを見てもらって部活動の楽しさを見せつけ、うらやましがらせよう!
タ:
写真や画像をアップロードするだけで、サムネイルをクリックすると拡大画像が出る、というたやすいものにしたい。
ミ:
子壁部のキャラ絵も今描いてるよ〜。私はいつもわりばしで描くんだけど、なかなか似なくて苦労しています。
タ:
ミズシマさんのイラストはけっこう何回も描いた末のものなんだよね〜。
ミ:
そうですよ! そうですとも! しかも描きたい内容に合わせて、画材やらデジタル化後の処理やらも変えてるんですよ! まあイラストは楽しいからいいんだけど。
タ:
イラストのこだわりはともかく、作品や原稿のアップロードとか、ちゃんと省力化しないと、壁部パワーを支えきれないね。がんばるよ〜技術部員は! 今はまだ手動でコーディング&更新してるわけですが、ブログツールを組み込んで、更新を簡単にして、読者の方々にもRSS情報を配信するつもりです。4月上旬を目標に!.........って、技術の話題してたら、いつのまにか部長が落ちてますよ。
ミ:
マ〜ミ〜コ〜さ〜ん!(大声)
タ:
マ〜ミ〜コ〜さ〜ん!
ミ:
大丈夫かな...。ちょっと心配になってきた。最近調子悪そうだったし。パソコンの前にうつぶせてるのでは......
タ:
おーーーーい!
ミ:
おーーーーーーい!

(以下、睡魔に襲われた部長(?)が復活することはなく、チャットはなしくずしに終わったのであった)

  • *1
    金子文子
    アナキスト。朝鮮人の社会主義者である朴烈と出会い、アナキズム結社「不逞社」を組織するが、1923年の関東大震災の混乱の中逮捕。26年には朴烈とともに大逆罪で死刑判決を受け、後に無期懲役になるが、獄中で縊死する。「何が私をこうさせたか」は、文子の獄中からの手記。その原稿は今『金子文子 わたしはわたし自身を生きる』で読める。(マ)
  • *2
    『鬼』
    天保8年の東北大飢饉と、1995年のオウム事件直後の学生サークルを舞台に描かれた作品。潮出版社からの文庫版に、マミコのインタビュー原稿が掲載されている。(マ)
  • *3
    PMS
    月経前症候群。(英語だと、Pre-menstrual Syndrome)排卵期とか、生理前とかに、心理的/体調的に出てくる変化をまとめてこう呼ぶ。詳しくは「家庭技術と保健技術」で扱う予定! (ミ)
  • *4
    「紅い花」のパロディ
    天久聖一&タナカカツキの「ブッチュくんオール百科」36ページ。
  • *5
    わたせの国のねじ式
    江口寿史の爆発ディナーショー』に収録。ちなみに同系列シリーズ『江口寿史のなんとかなるでショ!』に出てくる「そ・れ・だ・け・な・ら・ま・だ・い・い・が」の「喫茶トーマス」は昔吉祥寺にあり、当時吉祥寺在住だったマミコはよく通っていた。(マ)